vol.12 みやこさん(24)【グラレコを通して、目の前の人の背中を押し続ける存在になりたい】
富山県出身。高校卒業後は外大に進学するため神戸に移住し学生生活を送る。
在学中には、日本での難民支援の活動や、アメリカへの学部留学、休学支援団体の立ち上げなど、多くのことに精力的に取り組む。
新卒では商社に入社し、現在社会人生活は二年目。本業に加えて、グラフィックレコーディングに強い興味があり、現在セミナーや勉強会に通いながら実践的に活動を行っている。
ニュース深読みでおなじみの、グラフィックレコーディングhttp://grafaci.or.jp/news/article02
みやこさんBLOG:http://www.grareco.com/
*みやこさんの20歳
ーずばりみやこさんの20歳とは、どんな時期でしたか?
尖閣諸島問題が起きているのもかかわらず、中国に旅行したり
留学先のアメリカで、一ドルバスを乗り継ぎアメリカを横断&知りあった人の家に無料で泊まらせてもらったり…
死ぬこと以外かすり傷!これをモットーに色々なことをしていました。
*みやこさんのこれまで
—みやこさんは外大に通われていたのですよね?昔から海外には興味があったのですか?
高校生の時に受けていた政治経済の授業で、世界の難民問題について勉強し、そこから国際協力に興味を持ちました。
なので、大学では国際関係学を学ぶことができる外大を選ぶことに決めて。
でも実は、大学生になるまで海外を訪れたことはなかったんですけど(笑)
—ええ!ちなみに初海外はどちらへ??
ガーナです。もともとアフリカには行ってみたいと思っていて、2年生に上がる前の春休みに1ヶ月間、孤児院でのボランティアに参加しました。
現地の家にホームステイをしていたのですが、キリスト教やイスラム教など様々な信仰を持った方と日々を過ごすのは新鮮で、異文化を肌で感じる本当にいい機会でした。
—孤児院でボランティアをされてみてどうでしたか?
初めは見分けのつかなかった子達でも、半月程経つうちにそれぞれの個性や得意なこと、好きな物がわかってきて、成長を見守るのがすごく楽しかったです。
でも実はこのボランティアを境に、自分自身は国際協力をボランティアという軸で目指すのはやめよう、と思ったんです。
—というのは?
孤児院でのボランティアも最終日を迎えた朝、私は絵を描くのが得意だったので、園長さんに、「自分は子供たちの似顔絵を描いてプレゼントする予定だ 」ということを話していたんです。
そのことを家に帰ってホストマザーに話すと、
「みやこは“使える物”をプレゼントしないのね。以前のボランティア生はクッキーとか歯ブラシを残していったのよ。」
そう言われてしまって。
—なるほど。その言葉を聞いてみやこさんはどのように感じたのですか?
その時何か自分の感覚と異なるものを感じてしまいました。
自分はボランティアに来たけれど “自分がいいと思っていることを与えていただけ“ なのかなって感じてしまったんです。
お金と余裕のある人が日本からわざわざ来て使える「物」を残して帰る。
自分はそんなボランティア生として期待をされていて、
彼らにとって私の存在はそれ以上でも以下でもない。
その時にボランティアって一方的だし、サステナブルじゃない。と思ったんです。
ボランティアとしてできる助けは刹那的なものであって、
自分たちが帰った後に、彼らがそのあとどのように生きて行くのか、その仕組み作らなければ、結局その時だけで終わってしまうんですよね。
ともにガーナでボランティア活動をした仲間と
—なるほど。この経験を経て帰国し、どう行動されたんですか?
初めての海外・ボランティア経験を経て、「世界から見た日本」と自分自身の認識のギャップにズレがあったことがショックで、まずは日本国内をもっと知りたいと思って、帰国してから留学に行くまでの約1年半、
世界各国から日本にやってくる難民・国内の外国人労働者の方々の支援をしていました。
世界からは毎年日本に1000人弱もの難民の申請があるのですが、
現実にはその中から本当に一握りの、20人程しか受け入れ許可をされていないんです。
この事実を知った時に、何とかしたい!と思ったんです。
—具体的にはどのような活動を?
TRY(http://try-together.com/)というインカレのサークルに入り、大阪の入国管理局に毎
通い難民の人たちに会いに行っていました。
難民認定を受けられない人は、入国管理局に通されます。
日本語ができない難民の皆さんは難民認定が拒否されたという状況の把握もできず、裸で路上に放り投げられるような感覚を味わっていたんです。
このような方たちに対し、英語を使用しての状況説明から、これからどうやって生きていくのかなどの相談に乗っていました。
TRYを通じて、法務省に対して提案をしたりもしていました。
—難民の認定がそこまで難しいことは私自身知らなかったです…
そうなんです。私も、今まで社会科や世界史などで学んできて、「日本=世界から見てもすごい国」というイメージが強かったのですが、
難民の方の支援を行う度に、実態が見えてきて。
この活動を通して、情報を鵜呑みにせずに、事実を自分の力で見抜く情報リテラシーが身についたと思います。
それから、自分が「大切だ、やるべきだ」と思ったことに関しては、やり抜きたいと思うようになりました。
さらに、“世界が日本をどう見ているか”ということに興味が強まり、大学入学時から希望していた留学をすることに決めました。
—留学はどちらに行かれたのですか?
アメリカ中西部の大学に留学していました。
日本語、中国語、英語とアラビア語が勉強できて、国際関係、政治も勉強できる、欲張りな私の要求が全部かなう大学に行っていました。
なので、勉強はものすごく楽しかったです。娯楽も周りにほとんどなかったのでめっちゃ勉強してました。(笑)
—留学生活で印象的だったことはありますか?
アメリカ留学時にできた親友たちと
大学生が皆、すごく真面目で衝撃を受けました。
勉強に関してとてもストイックで、かつ自分が勉強していることを、胸を張って周りの人に言っていたことが印象的でした。
この時に、世界を舞台で活躍するなら、彼らと戦っていかなきゃいけないのだという危機感が生まれて。
自分は世界で国際協力やボランティアで活躍していかないのだとしたら、
ビジネスで彼らと同じ土俵に立っていかなきゃと思っていたので、強い危機感を感じましたね。
かつ留学を通して、この刺激的な環境にいたからこそ「大学で何かを成し遂げた」実績を作りたいと思うようになりました。
留学生として1人で飛び込んだ女声合唱
—なるほど。帰国後はどのような活動をされていたのですか?
自分が留学するにあたって、欲しかった・必要だった場を作ろう!と思いました。
というのも、私の通っていた外大は7割ものの生徒が休学をし、留学やワーホリ、海外インターンに挑戦するという環境だったんです。
にもかかわらず、プラットフォームとなるようなコミュニティがなかったのが、ネックで。
留学などの選択肢に加え、世界一周や、とにかく他言語に挑戦する子、
ガーナの大学に留学して開発学を学んでいた子など
外大には本当にぶっ飛んでいて面白い活動をしている人たちばかりでした(笑)なので彼らの体験談を情報共有できないのはめちゃくちゃもったいなって思ったんです。
私自身は交換留学という選択肢を選びましたが、
もし他の選択肢も知っていれば、たくさん挑戦できたかもしれない、という後悔も少なからずあって。
これから休学をする後輩たちには同じ後悔をしてほしくないなと思ったんです。
同じ考えを持っていた同期の友人三人で、休学経験者とこれから休学する後輩をつなげる「キューガク。」という団体を立ち上げました。
—確かに情報を持っていれば、さらに休学を充実したものになりますよね!
具体的にはどのような活動をしていたのですか?
休学経験者の報告会や相談会、説明会などの企画・運営をしていました。
他には休学中の学生の一年間をフォローさせてもらったり。
「今どんな活動を頑張ってますか?」としつこく聞いて回っていました(笑)
この時から、「休学なう」を発信できるようになったので、リアルな情報を求める学生や、休学中の活動について発信したい学生の双方からとても感謝されました!
—素敵な活動ですね!やはり団体を立ち上げて、活動を続けていくことは大変でしたか?
めちゃくちゃ大変でした(笑)というのも、三人だけで運営をしていたということもありますが、同時期に就職活動も始まってしまって。
チラシ作りからSNS運営まで、全部自分たちだけでやらなきゃいけない上に、三人とも超がつくほどのバイトファイター。
団体運営、就活、バイト、それに学校の勉強もしなければいけない。
両立どころの騒ぎじゃなくて(笑)
四つの活動を同時進行していくのが大変でしたね。
—パワフルすぎます(笑)就職先はどのようなところを見ていたのですか?
やはり、留学経験や学生時代に勉強していたことを踏まえて、
世界を舞台にビジネスがしたいと考えていたので、就職先としては商社を希望していました。
団体運営と就活の両立はすごく大変でしたが、実際に就活中に力を入れている活動だったので、胸を張って自信を持って話すことができました!
—実際に働き始めて、どのようなことを感じますか?
やはり周りは自分以上に尊敬できる方や面白い方ばかりなので、毎日がすごく刺激的です。
ただ、学生時代色々なことに挑戦してきて、「なんでもやってやる!」という心意気で社会に飛び込んだので、できない自分とのギャップに苦しむ日々が続いてました。
がむしゃらに頑張って、家に帰ったら号泣。ポジティブな私でもこれだけ病むんだって、正直驚きました。
今の仕事ももちろん楽しくて、世界の多くの人に影響を与えられる仕事だけど
自分が提供できるのはその中の小さな1つの点に過ぎない。
そんな環境の中、仕事をする上で夢中になれるポイントが見つからなくて。
学生時代にやりたいことをとことん突き詰めてきたからこそ
「やりたいことレス」な自分に自己嫌悪すら感じてしまっていたんだと思います。
—なるほど。みやこさんはその後どうされたのですか?
本業の勉強に加えて、まずはひたすらポジティブシンキングの本を読みました(笑)
他にも自己啓発系の本をかなりの数読破しました。
この時期を経て、悩んでいるのは自分だけじゃないということに気づき、行動してみようと思ったんです。
—というのは?
セミナーやイベントに顔を出して、積極的に様々な方と交流する機会を作りました。
そして、あるイベントに参加した際に、講義内容を自分なりにイラストやメモを交えてまとめていたんです。もともと絵を描くことが好きで、学生時代もノートの取り方だけは褒められるような子だったのですが、
講義メモを見た主催者の方に、「すごい才能だ!これ仕事にできるよ!」と声をかけてもらったんです。
その時に初めて、グラフィックコーディングの存在を知りました。
この時に、今の仕事以外で、私ができることや、やってみたいことが見つかって、久しぶりの感覚にすごく胸が高まったのを覚えています。
—将来の理想像はありますか?
30歳を機に、全く自分のやりたいことができなくなるということではないけれど、
30歳を過ぎると結婚や子育てなど、“自分以外に守らなければいけない人”が出てくると感じていて。
なので30歳までを目標に、自分のやりたいことを突き詰めたいんです。これからは仕事に加えてグラフィックレコーディングを極め、自分の生業だと胸を張って言えるようになっていたいです。
*みやこさんのこれから
夢に向かって挑戦する幼なじみの舞台をグラレコで応援!
—グラフィックレコーディングの技術を生かしてどのような活動をしていきたいですか?
コンサルやカウンセリングのような関わり方を、グラレコを通してやっていきたいですね。
自分のことを、一番自分がわかっていない。このことはどんな人にも共通することだと思っていて。
自分自身について書き出そうとしても、それは客観的じゃないと思うんです。
なので私は、目の前の人に向き合って自己を分析するお手伝いがしたい。
生い立ちをグラレコすることで、客観的に自分のことを振り返ることができます
そう思います。
もともと自分自身も、絵を描くのが好き、物事を可視化する能力に長けている、これらの事象はもともと自分の中にあったのかもしれません。
でも、自分ではこれが強みになると気がつくことができなかった。
あの時、イベントで主催者の方が引き出してくれたから、一歩踏み出すことができたんです。
なので今度は自分自身がたくさんの人の気づきの場に立ち会いたいし、
相手の隠れた思いや可能性を引き出して、「そのスキルすごくないですか?!」と向き合った人に対して背中を押せるような存在になっていきたいなと思います。
今思えばこれは、学生時代の「キューガク。」でやっていた活動と似ているなあと気がつきました(笑)。挑戦を後押しすることという軸では同じですよね。
これをもっと大きなフィールドでやっていきたいなと、今は思います。
また、特に、もともと仕事で悩んでいた時に見つけたオンラインサロン「Players」の皆さんに必ず恩返しをしていきたいですね。
私の仕事+グラレコの挑戦を全力で応援してくださっていて、日々感謝しかありません。お仕事に悩んでる方や、何か踏み出したい方(20歳のあなたも可!)に本気でおススメするコミュニティです!
応援してくださるすべての人に感謝の気持ちを抱きながら、毎日を全力で駆け抜けていきたいです!
*みやこさんの好きなもの
—好きな映画
『プラダを着た悪魔』
落ち込んだ時に観ると毎回勇気をもらえます!取り柄も何もなかった子が輝いて行く過程を見ているのが好きです。
『マイインターン』
アンハサウェイのファンなのがバレバレですね(笑)
—好きな本
ショーンエイカー『幸福優位7つの法則』
「成功するから幸せなんじゃない、幸せだから成功するんだ」という言葉がとても印象に残っています。
『上京物語』
やりたいことがあるけど、一歩が踏み出せない人に読んでほしいです。
これを初めて読んだ時に、頭が「がんっ」てしたんです。踏み出さなきゃいけないんだって背中をぐっと押された感覚を今でも覚えています。
—尊敬する人
マザーハウス 山口絵里子さん『裸でも生きる』
HASUNA 白木夏子さん 『自分のために生きる勇気』
未来を創るクリエイター Sanshiroさん
ー好きな言葉
英語ができる人はいっぱいいるし、エアロビができる人もいっぱいいる。
だけど、英語もエアロビもできる人はほとんどいない。だからあなたは、強みを掛け算できる人になりなさい。
by大学のエアロビの先生
「死ぬこと以外かすり傷!やりたいことやりなよ」
by大切な友達
—人生を100点満点で点数化すると?
夢中になれることに気づけたので、70点です。
これから活動していく中で100点に近づけていきたいですね。
—20歳の方に向けてメッセージをお願いします!
何にも縛られていない大学生のうちに、自分のやりたい事に飛び込んで欲しいと思います。
私自身 留学も、ボランティアも、キューガク。で経験してきた0を10にする活動も全て、自分の心に忠実に行ってきたものばかり。
まっすぐだったから、周りの同期や大人が応援してくれたのだなあと今は感謝の気持ちでいっぱいです。
努力はしなきゃいけないけど、「とりあえず、やりたい事は口に出す!思っているだけじゃ何も起こらない。」
そう伝えたいです。
誰かに宣言することで、
1怠けていると詰めてもらえる。
2頭のなかで考えているだけじゃなかなか動かないので、声に出す事で、自分の声を耳でキャッチして、潜在意識に訴えかける。
この二つのいいことがあります(笑)
やりたいことは宣言していかないと、応援してくれる人も集まってこない。
私も今、恥ずかしいけど、「グラレコをやりたいんです!」ってオラオラ周りに言ってます(笑)
そうすると、仕事をもらえたりだとか、応援もしてもらえる。今自分が身をもって感じていることです。
何かやりたいことが頭に一つでも浮かんだら、それを声に出して動くこと、
これを大事にしてほしいです!
BLOG(URL):http://www.grareco.com/
タイムチケット:みやこさんにグラレコをしてほしいという方はこちら↓♡
生い立ちグラレコ:https://www.timeticket.jp/items/42176
新年の抱負グラレコ:https://www.timeticket.jp/items/42590(1-2月限定!)
私の取り組みもグラレコしていただきました♡
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