About: ミャンマー・ロヒンギャ問題


イギリスのEU離脱や、トランプ政権後のアメリカ社会、そして北朝鮮問題。最近は「分断」という言葉を耳にすることが多くなった。

そして、タイとインドに挟まれて位置する「ミャンマー」という国も例外ではない。



*ロヒンギャ問題とは*


「ロヒンギャ」この言葉を耳にしたことはあるだろうか。

ロヒンギャとは、ミャンマー西部のラカイン州を中心に暮らすイスラム教徒の少数民族である。

1962年に軍がクーデターを起こして以来、彼らはバングラデシュの不法移民として差別を受けてきた。


**ロヒンギャの差別構造**


彼らが差別を受けている理由として、主に三つが挙げられる。


◼︎一つ目に、彼らが正式に国籍を持っていない民族であるということ。


1982年に「国籍法」が制定され、当時の軍事政権は135の土着民族を正式に認めた。しかし、ロヒンギャはその中に含まれていない。

ロヒンギャはミャンマー国民として認められていない」のだ。

古くから続く差別意識は根強く、国民にも「ロヒンギャは不法移民集団である」という意識が刷り込まれてしまっているという現状がある。


◼︎二つ目に、それらの差別意識を助長するように広がっている、ヘイトスピーチ

フェイクニュースの存在がある。

民主化後に解禁されたSNSを活用し、いわれもない事実がはびこっている。


◼︎最後に、差別意識の根底にあるのが、彼らがムスリムであるという事実。

国民の約9割を仏教徒が占めるミャンマーでは、イスラム教徒全般への差別や偏見が存在している。


***68万人超える難民を生み出した掃討作戦***


2017年8月25 日にミャンマーで起きた軍と民兵の「ロヒンギャ掃討作戦」をきっかけに、68万人を超える難民が発生。

隣国であるバングラデシュに避難し、今現在も多くの人々が過酷な環境下で生活を送っている。

0コメント

  • 1000 / 1000

Crossroads 〜20歳の時、なにしてた?〜

20歳を思い切り楽しむ人たちへの道しるべ。憧れのあの人は20歳の時、どんなcrossroads(分岐点)を迎えたのだろう。 20歳の時、なにしてた?そんな質問を中心に、年齢•職業•性別を問わずバラエティ豊かな方々にお会いし、人生インタビューをしています。